固定費の見直しで毎月いくら浮く?効果の大きい順に5つ

公開: 2026年8月30日

家計を立て直すとき、まず手をつけるべきは固定費です。理由はシンプルで、一度見直せば何もしなくても毎月ずっと効果が続くからです。

食費や交際費を切り詰めるのは毎月の我慢が必要ですが、スマホのプランを変えるのは一度きりの手続きで済みます。

効果の大きい順に5つ

1. 住居費(家賃・住宅ローン)— 月1〜3万円

最大の固定費です。更新のタイミングでの家賃交渉、住宅ローンの借り換えが選択肢になります。金利が0.5%下がれば、3,000万円・残り25年で総額200万円以上変わることもあります。

引っ越しは初期費用がかかるので、「家賃の下げ幅 × 24か月」が初期費用を上回るかで判断すると分かりやすいです。適正な家賃は家賃の適正額シミュレーターで確認できます。

2. 保険料 — 月5,000〜15,000円

「なんとなく入っている」保険がないか確認します。判断の軸は「その出来事が起きたとき、貯蓄で対応できないか」です。

  • 独身で扶養家族がいない → 高額な死亡保障は不要なことが多い
  • 医療保険 → 高額療養費制度があるため、貯蓄があれば優先度は下がる
  • 貯蓄型保険 → 保障と貯蓄を分けたほうが効率的なケースが多い

3. 通信費 — 月3,000〜7,000円

大手キャリアから格安SIMやオンライン専用プランに変えると、1人あたり月3,000〜5,000円下がります。家族4人なら年20万円規模の差になります。自宅の光回線とのセット割も含めて総額で比較しましょう。

4. 電気・ガス — 月1,000〜3,000円

電力・ガスの自由化で、契約先や料金プランを変えられます。アンペア数が実態より大きい場合は下げるだけで基本料金が減ります。

5. サブスク・会費 — 月2,000〜5,000円

動画・音楽・クラウド・ジム・使っていないアプリ。年1回は明細を全部並べて棚卸ししましょう。「年額でいくら払っているか」に直すと判断しやすくなります。

見直しの順番

金額の大きい順、かつ手間が少ない順に着手するのがコツです。

  1. サブスクの棚卸し(今日できる)
  2. 通信費のプラン変更(数十分)
  3. 電力・ガスの切り替え(数十分)
  4. 保険の見直し(数時間〜)
  5. 住居費(数か月〜)

上の3つだけでも、月8,000円前後=年間10万円近く変わることが珍しくありません。

浮いたお金は「先取り」で

固定費を下げても、そのぶん変動費が増えれば意味がありません。浮いた金額は給料日に自動で別口座やつみたてに回す設定にしておくと、確実に残ります。

今の家計がどうなっているかは家計収支シミュレーターで、貯まるまでの期間は貯金計画シミュレーターで確認できます。

記載内容は一般的な情報であり、税務・投資・法律に関する助言ではありません。 制度は改正されることがあります。判断の際は公的機関や専門家にご確認ください。